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タオルソムリエタオル講座 綿の特徴編

今回はちょうどタオルソムリエの講習会に行って、勉強してきたこともあるので、綿の特徴について書いてみます。

タオルソムリエタオル講座 2015年8月

【綿の特徴】

1.綿は水と仲良し
綿には綿を染めるための染料があり、ポリエステルにはポリエステルを染める染料があります。綿を染める染料は親水性(水と仲良し)の染料です。

2.綿は植物繊維
例えば紙は、時間がたつと、色褪せたり、ボロボロになったりします。綿も植物繊維ですから同じようなことが起きます。

性質が変化すると!

仲が良かった染料と離れてしまう ⇒ 色落ち
綿は酸が嫌い! ⇒ ボロボロになる

綿に酸が付いたり、光等々で酸化が進むと、穴があいたり、色落ちしたりします。綿の劣化のほとんどの原因がこれです。 時間による劣化も重要なポイントです。もらったタオル、ちょっと良いものだからと、取っておいて、数年経過。満を持して出してみたら・・あんまり良くない・・なんてこともあるのでは? そして、最大のポイント・・

柔軟剤 = 親油性

ですので、柔軟剤が付いた綿繊維は変化します。そのため、染料が綿から離れる要因になります。(もっとも、通常の使用量を守っている分には、それほどのダメージにはなりません)。特に漬け込み状態になると大きな色落ち等の原因になります。ちなみに、色は「青⇒赤⇒黄色」の順に分解されていくため、青色のモノがピンクっぽく色落ちしたり、茶色のモノがオレンジっぽく色落ちしたりします。また、表面を油と相性が良い状態にするため、水との相性が悪くなり、水の吸い取りは悪くなります。

認定された今治タオルは、1cm角に切ったタオル片が5秒以内に水に沈むという基準をクリアしていますが(5秒ルール)、タオルソムリエ講習会にて行った実験では、その基準をクリアした今治タオルも、柔軟剤で洗った後は、沈まなくなるという結果が出ていました。 また最近の無撚糸タオル(よらない糸で作った柔らかいタオルなど)の場合、柔軟剤を使うと毛羽落ちなどによるタオルの劣化が加速するとも言われています。

とは言え、ゴワゴワするタオルは使いたくない!ということもあるでしょう。柔軟剤の香りが好き!ということもあるでしょう。その際は、容量を守って使われることをお勧めします。どうしても多めに入れたくなるのですが、そこは我慢!また、毎回使うのではなく、数回に1回使うなど、頻度についても調整されるといいと思います。

 

今回のおすすめ「白雲 バスタオル」

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とにかく、柔らかさに徹底的にこだわったタオルです。「雲の上のタオル」というキャッチコピーがついているように、ふわふわとしていて触った瞬間誰もが「ハッ」とします。肌触りがとにかく優しく気持ちいいため、赤ちゃんのプレゼント等に使われることが多くなっています。柔らかさにこだわっているため、強度的にはさほど強くないため商品寿命としては他のタオルに劣りますが、圧倒的な心地よさを是非ご体感ください。